• 「脳卒中から助かる会」第二回相談会の報告
                            
    会代表 上野 正
    2005年 6月26日午前10時~12時、横浜開港記念会館で開かれた。(参加数約30名)
     主な内容
    1. 4月10日頃から始めた署名運動の署名数が10,359名に達した。
    当日会場に持参された分により、遂に1万を越えました。今後も強力に集 めてゆく。
    2. 脳血管医療センター専任の医師の減少により一年365日×24時間の救急治療体制が不可能に なった事態の改善を会より厚生労働省に求めた(センターの専任の医師からも要望が出たとも聞く)。 これに対して厚生労働省は横浜市病院経営局長を呼んで別紙のように事情聴取 を行った。
    3. 会の代表二人が6月13日に大阪に出向き、脳卒中医療界の第一人者、国立循環器病センターの 峰松一夫先生よりお教えを受けたことの一端を紹介。今後の活動に活かして行きたい旨の報告。
    4. 6月24日の機能検討会議で、これまでの風向きが若干変わったが、注意していく必要ありとの報告。
    5. 亀田裕さん(御家族が医療過誤により重篤な被害を受けた)のお話。
       民事訴訟の裁判が6月29日より開始される。市側は事故に対して一旦は過誤と認め陳謝したもの の、答弁書では過誤とは認めていないなど強く争う姿勢をとっている。事故後今日に至るまでの市側の異 常な対応の報告。
       横浜市は信頼できない。事故を隠し続け、それを指摘した松岡先生を外に出し、それで終って しまったら、また事故が起こるかも知れない。病院は良くならない。市民が安心して治療が受けられる 病院になって欲しい。
       会場からは一刻も早く松岡先生に病院に帰ってきて欲しい。との熱い言葉が語られた。
    6. 各区で会員が口頭や書面で説明をして来たが、最近TVKでセンターについての非常に分かり易い放送 があったので、ビデオを多くの方々に見て頂こうという意見、その他今後の運動について熱心な意見が 色々と出た。
       また、市長のセンターについての発言が事実と違うという強い批判が出た。