横浜市の脳卒中救急の情報公開と「助かる会」の救急搬送改善の要望

横浜市は昨年5月から2回、横浜市の各カレンダー病院の医療体制と脳卒中救急医療の実績の詳細を、市のホームページに公表しました。 これは昨年2月の「助かる会」からの要望に応えたものです。とくにt-PA治療については、各病院の各患者(番号表示)の治療前のNIHSS値と、治療3か月後のmRS値により回復状況が良く分かるものです。  これは我が国の脳卒中医療界でも画期的な事として高く評価され、横浜市会でも評価と継続の希望が相次ぎました。横浜市長はこれに対し継続の方針を表明しました。  この情報公開により横浜市の脳卒中救急医療の状況が良く分かるようになりました。 とくに各病院を脳卒中専門医の人数の順に並べると、状況は一層鮮明に浮かび上がります。  「脳卒中から助かる会」はこの2月14日に会としての検討結果をまとめて、「脳卒中救急の搬送方法の改善―直近搬送の見直し―」を求める要望を市に提出しました。  これは翌日の朝日新聞にも報道されています。

2013-02-17